読書録

週次レビュー(2024年1月14日)

2024年も始まりましたね。

石川県能登地方を震源とする地震には、ショックが大きいです。

新聞を読む度に、いろいろ思うことがありすぎるのですが、
まずは持ち場を大切に、
小さな経済を回していこうと思っています。

被害に合われた方々に、
心よりお見舞い申し上げますとともに一日も早い再建をお祈り致します。

出来事と雑感

年始は”福ブレンド”ならぬコーヒーを作りました。
初めての試みです。年末に神社に生豆を持っていき1時間くらい祈祷をいただきました。
なんとも神聖なコーヒーに仕上がった気がしています。

定休日は、会社の新年会を開催しました。
メンバーによって勤務する店舗が異なることや、同じ店舗でも固定の曜日で働いていますと、メンバー同士で直接顔をあわせる機会が減ってしまいます。
Slackでは、繋がっているのですがね。
今回は、全員が参加できなかったのですが、リアルで顔をあわせて食事をすることはやはり楽しいなと。
また、そこで組織として挑戦したいことも発表しました。
初めての試みでどういう影響がでるかわかりませんが、やりながら改善していきます。

11日からは東京へ。ETIC.社会起業塾イニシアチブのOBとして参加をしてきました。
懐かしい顔や現役生、メンターの方々と交流をしました。昨年卒塾してからの変化、今悩んでいること。
これからのヒントもいただけたので、また茨城に帰って粛々と努力をしたいと思います。

今週は、とある相談をいただきました。
事業状態が芳しくなく、割と緊急で動かないといけない状況です。
事業成長の鈍化、見通しのなさ、チームの状況(敵味方状態)の3重苦で悩まれている様子です。
こういう絶望の2歩手前みたいな状況でご相談いただけるのは、会社としても個人としても本望です。
もちろん、特別お金は頂かずにできる限りの支援をさせていただきます。

来週は、週明け早々に、常陸frogs関係の書類提出締切が迫っているので、しっかり準備をしたいと思います。
新年からチャレンジ中の生活習慣もいいリズムになってきましたので、習慣が根付くまで焦らずに続けていきます。

読んだ本など

乱読のセレンディピティ

7月30日、お茶の水女子大学名誉教授・外山滋比古さんがお亡くなりになりました。 氏の代表作である『思考の整理学』は累計発行部数253万部を超える大ベストセラーとなり、刊行から30年以上経った今もなお、大学生定番の必読書として時代を超えて読み継がれています。。2016年初版。2023年に第13刷。人気な本なのはわかった。精読よりも本を風のように読んでいく乱読によって、頭の中に新しい知的発見が生まれるというもの。精読は専門知識を得るためには有用だが、そればかりに傾倒すると狭い知識の人になりさがってしまう。乱読のセレンティディピティを産むためには、忘却と朝の散歩がいいらしい。表現が難しかったり、結局なにが言いたいのかわかりづらい部分はあったが、考えさせるきっかけの本としては本質的な読書なんだろうな。「私の頭は、歩いてやらないと眠ってしまう」モンテーニュが「随想録」で語っていた。散歩の効用を表す。

マッキンゼーをつくった男  マービン・バウワー

マービンの話ぶりやあっぴろげな態度はとても魅力的だった。マービンは気取った言い回しや婉曲な表現を絶対にしない。ほんとうのことだけを正確に単純明快に話す。ときにそっけないほどにね。それに公正で、けっして私利私欲がない。だから誰もがマービンに敬意を払っていた。クライアントへのサービス提供に一貫性を保つために、トレーニングと同時に一定のガイドラインを定めた。マービンはこれをルールとは呼ばない。なぜなら金科玉条のごとく守るものではなく、状況に応じて自由裁量の余地があるべきだと考えていたからである。