今年も残り45日。
出来事と雑感
倒産件数
ここ最近、インスタで閉店しますという投稿が増えてきた気がします。
検索で倒産などのキーワードを調べていないので、検索アルゴリズムではないので、シンプルに投稿の数が増えているのだと思います。
調べてみると、倒産件数が12年ぶりに年間1万件を超えたそうです。
帝国データバンクによると、10月の倒産件数は965件で今年最多となり、1000件に迫る高水準。
2025年1~10月の累計は8584件で、前年同期(8219件)を上回った。
倒産件数、12年ぶりに1万件超えか 10月は965件、どの業種が多かった?
11/14(金) 9:30ヤフーニュースにて配信。
10月の倒産件数965件のうち、
「販売不振」「売掛金回収難」「業界不振」などに分類される “不況型倒産” が794件(約82%) を占めたそうです。
1ヶ月で約1,000社が事業を畳んでいると考えると、本当に身が引き締まります。
ありがたいことに、弊社は成長を続けています。
しかし、コーヒー業界は史上もっともコストが上がっている状況で、売上が伸びても費用増によって利益が削られてしまうのが現実です。
利益がなければ将来への投資ができず、最悪の場合は従業員への給与にも影響します。
予想できた社会の流れとはいえ、改めて気を張って経営に向き合わなければと思っています。幸いなことに、修羅場への耐性はだいぶ鍛えられました。
その結果、心のどこかで、自分をスーパー信じられている感覚があります。
つらい経験を語りたいわけではありませんが、
愛知県時代には精神的にも経済的にもかなりしんどい状況が続いていました。
それでも、殺風景な部屋を写真に撮って「これでまた将来のネタが増えたな」と思っていました。実際、その写真はいま講演で立派な“ネタ”として活躍しています。
振り返ると、よくもまあそんなに自分を信じられていたなと驚きです。
現実を冷静に直視し、悲観的にシミュレーションし、そして「やる」と決めたら希望を持って歩んでいく。そんな姿勢が、これからますます重要になる時代だと感じています。
ただいまでも、
今期から税理士を変更して、財務体制を丁寧に整え始めました。
自分の感覚だけでなく、プロの視点を取り入れながら、会社のエネルギーである“お金”をしっかり管理していきます。
やるべきことは見えているので、一つずつ着実に進めていくだけです。
コーヒーセミナー
土曜日は、日立市の老舗建設会社さまからご依頼いただき、セミナーを開催してきました。
会場は、洗練された次世代型の空間「SHINKA」。
その素敵な空間で、「おうちでカフェ気分を味わうための秘訣」をお伝えしました。
依頼主の皆さまも、初めての取り組みということでドキドキされていたようですが、
セミナー後には、
「1回目に和田さんにお願いして本当によかった。今後の試金石になりました」
というありがたいお言葉をいただきました。
お役に立てたことが、何より嬉しい時間でした。
年末にむけて
引き続き、年末にむけた動きをしています。
今期の経営テーマの一つが発信活動の強化。最近問い合わせが増えてきて効果を実感しています。
まだまだ目標には届いてないので、目の前の業務を行いつつ、未来の業務にも時間を使って成果にこだわりたいと思います。
11月から始めた、自分のMPを意識した1日の設計はうまく進んでいますね。
とかく完璧主義の自分は、やらないことを決めること、テコを見極めることが大切だと自覚しているので
無意識に習慣になるまで続けていきます。
読んだ本など
愛を伝える5つの方法 ゲーリー チャップマン
友人からの相談をきっかけに、いろいろ調べていたら、The 5 Love Languagesという概念に辿り着きました。
これは、人が愛情を表現し、受け取る際に重視する5つの異なる方法であり、
お互いの「愛の言語」を理解することで、より円滑な関係を築くことができるとされています。
簡単に言えば、人によって嬉しいポイントは違うということ。
言われてみれば、確かにですね。
この本を読んでいて7つの習慣の、「信頼残高」という概念を思い出しました。
自分に関わる人一人ひとりと信頼口座を持っていて、そこには預け入れ(信頼の積み上げ)と引き出し(信頼の毀損)がある。
・相手が喜ぶことをすれば大きく預け入れられ
・嫌がることをすれば引き出される
シンプルですが、これが本質。
ただ難しいのは、
「何が預け入れになり、何が引き出しになるのかが、人によって違う」ということです。
なぜなら、人によって、大切にしている価値観にはグラデーションがあります。
思いもよらないことが相手からの引き出しになったりもします。
だからこそ、
相手がなにを大切にしているのか。
これをちゃんと観察したり、相手に聞いて確かめることが大切になってきます。
ただ、これが、なかなか難しいのですよね。
一つのポイントは、
相手が大切にしている行為や人のために行なっていることは、
アンテナが立っている部分なので、預入になる可能性が高いことですね。
例えば、
・誕生日をちゃんと覚えて相手にメッセージを送られている方は、自分もそうされたら嬉しいと感じる可能性が高い。
・一緒にいる時間を増やして相手のために尽くす人は、自分も物理的な時間を使われると嬉しく感じる可能性が高い。
話をチャップマン理論に戻しますと、、
人が、どんな時に愛されていると感じるか?には5つのタイプがあるそうです。
Words of Affirmation ー 肯定的な言葉
Quality Time ー 充実した時間
Receiving Gifts ー 贈り物
Acts of Service ー 尽くす行為
Physical Touch ー スキンシップ
白黒はっきりわかれるわけでなく、それぞれに偏りがある。
世界470万部突破!ECPAプラチナ賞受賞をしている、超有名な本なんですね。
アマゾンのレビューも2000件を超えてました。
パートナーや恋愛の文脈に紹介される本ですが、対人関係においても、重要な示唆をいただける本でした。
自分がどの傾向にあるのか、つまり自分がどうされると喜びやすいのかを測る診断もありました。
英語ですが、大人むけと子供むけの診断もあったので、興味のある人はぜひ。
https://5lovelanguages.com/quizzes/love-language

