週次レビュー

週次レビュー(2024年11月17日)#会食#美食会#クリスマス#バリュー・パー・タイム

会食が多かった1週間。

出来事と雑感

 

水戸で先輩とタイの友人と会食

グロービス関係で知り合った先輩と、茨城で外国人実習生の事業を展開されているタイの友人と会食しました。

異業種の方との話は、毎回新しい発見があり、大変勉強になります。

僕が知らない異業種の商慣習や当たり前のされていること、会社ごとのパワーバランス。
また、僕の業界(コーヒーやカフェ)がどのように認識されているのかを測る機会にもなります。

今回は、社内のコーヒー事業に関して。

その会社では月に2~3万円のコーヒー代を使っているにも関わらず、取引先を気にしていません。
このような方は珍しくなく、私の経験では10人中7人ほどが同じような感覚を持っています。

コーヒーに少し詳しい方であれば、産地や焙煎度合いで味が変わることは周知の事実です。
しかし、まだまだコーヒーが「脇役の中の脇役」として認識されていることを感じ、もっと美味しいコーヒーを広める必要性を改めて実感しましたね。

話は変わりますが、
ご一緒したタイの方は、ご家族がタイで珈琲農園とカフェを経営している方です。
以前もお話ししたのですが、今回はより具体的に今後の取り組みや連携できる方法を模索しました。
来年現地にいって、具体的に話を進めるかもしれません。

これまでの色々な珈琲産地に訪問させていただきました。
訪問すればするほどに、産地の方を取り巻く課題もわかるようになりました。
今後は、今よりもっと農園の方と親密な関係になり、お互いが豊かになるお取引の形を模索しています。

先輩と会食

創業時から大変お世話になっている先輩と会食
いつもタイミングよくお誘いいただけます。
自意識過剰かもしれませんが、僕の状況を把握しているのか!?と思うくらい、僕が相談したいことがある時ばかり。
今回も、いま考えている自分の仮説をぶつけて、事業の方向性や自分の在り方を考えるきっかけになりました。
先輩からは嬉しい話もあり、まだまだ、まだまだだなあと、気合が入る時間となりました。

美食会@OHARIさん

友人たちを誘ってのランチ会を開催しました。
開催場所は、最近お取引を開始させていただいたOHARIさん。
オーナーは、石鍋さんのクリーンアリスさんでフレンチを学んでから、栗原はるみさんのアシスタントをされていた方です。
奥ゆかしく、とても丁寧に運営されていらっしゃいます。
空間、お庭、お料理ともに素晴らしいです。きっと、ファンの方も多いかと思います。
ランチ、ディナーともに予約必須ですが、まだご利用されてない方は、ぜひ一度お試しください。
弊社のお取引先の飲食店さんには、素晴らしいお店が多いので、もっと紹介をしていきたいなと思います。
また企画してまいります。

クリスマスマーケットへ出店

毎年恒例となっている『ひたちクリスマスマーケット2024』に出店させていただきました。
会場は、日立市新都市広場。広場の中央に、大きなクリスマスツリーが鎮座し、その周りをイルミネーションが彩ります。
なんとも幻想的な空間が広がり、思わずクリスマスのワクワクした気持ちを想起させてくれます。

今年のほとんどのイベント出店は、メンバーにお任せしており、僕は違う時間の使い方をしていました。

今回は、久しぶりに終日イベントに参加し、たくさんのお客様とお話をすることができました。

いつもお店にきてくださるのに、このイベントでも「飲みに来たよ〜」と通ってくださる方。
遠方からわざわざ立ち寄ってくれた方。
最近、お店ではお顔が見れなかった久しぶりの方。

まるで遠い親戚なのかなと思うくらい距離が近く。
こういう瞬間に立ち会えると、改めてお店を続けていくことの意義を感じます。

バリュー・パー・タイム

11月に入り、自分の時間の使い方をより意識的に選び取る練習をしています。

「人生にとって無意味なことはない。すべてが繋がっている」という考え方には納得しています。
そして、時には理屈では説明しきれない、「これは直感的にGoだ」と思う第六感に従った行動も大切にしたいと感じています。
このようなセレンディピティを活かす時間の余白を確保するためにも、
やらなくても問題ないことを積極的に捨て、今の自分や組織にとって本当に価値のある行動に集中したいと思っています。

マネックス証券創業者の松本さんの本で読んだ「バリュー・パー・タイム(Value Per Time)」の概念が特に参考になります。
これは「単位時間あたり、単位労働あたりの価値」を指し、自分が行う全ての仕事の価値を時間的に見極める重要性を説いたものです。

たとえば、
全体の仕事の価値を100単位だと仮定すると、その中には2単位、5単位、10単位の価値の仕事が混在しています。
新しい9単位の仕事が入ってきたとき、価値の低い2単位の仕事を捨てて、
9単位の新しい仕事に取り組むことで、結果的に7単位分の価値を追加することが可能です。
このように、自分の仕事の中で最も価値が高い部分を見極め、それに集中することが、効率的で効果的な時間の使い方に繋がります。

特に成果を上げ続けている人は、
自分にとって「これだけは外せない」という仕事を明確に理解しており、他の部分を潔く切り捨てることができるといいます。
逆に、価値の低い仕事に忙殺されると、本当に大切な10単位の仕事が後回しになり、結果的に全体の価値を下げてしまいます。
この「無駄を捨てる技術」が、優れた時間管理能力の一つなのだと感じます。

そういえば、
ある先輩も、超こだわるべき部分と大雑把で済ませる部分を明確に言語化する力を持っていました。
自分自身も、このメリハリのあるスタイルを参考にしながら、より良い時間の使い方を探っていきたいと思います。

最終的には、
会社のミッションを達成し、成果を上げるためにどこが「テコの原理」となるポイントなのかを見極めることが鍵だと思います。
自分で決めた成果をだすために集中しつつも、セレンディピティ的な余白を活かし、中長期の成長に繋がる種を撒き続けるバランスを目指したいですね。

まだ抽象的な部分もありますが、引き続き試行錯誤しながら考え続けたいと思います。

来週も講演とイベント出店、お歳暮準備に時間を使っていきます。

frogsもいよいよLEAPDAYが近づいてきました。月曜日にライブ配信をしますので、よろしければご覧いただければ嬉しいです。

来週もバリュー・パー・タイムを意識してがんばります!