1週間が終わりました。毎日暑いですね。
毎年毎年、体感温度の上昇を感じます。
出来事と雑感
クラファン達成
今週は嬉しい報告からスタートしました。現在、吉本興業の渚さんのクラウドファンディングのお手伝いをさせていただいています。週の始めにプロジェクトが見事目標達成しました。
渚さんは日立大使として日々日立市をPRしてくださっています。今回のプロジェクトでは、茨城県日立市と岡山県玉野市のイメージを渚さんがご自身の絵に落とし込み、その味わいをコーヒーで表現するという試みにチャレンジしました。
正直な気持ちをいうと、特殊な業界のプラットフォームを使うのはちょっと不安もありましたが、先輩たちの尽力とサポートのおかげで、無事にソールドアウトとなりました!先輩たちはプロジェクトの進行を率先してくれたり、アイデアを出してくれたり、本当に多くの面でお力添えをいただきました。
現在はほっとした気持ちを抱きつつ、返礼品の発送準備を頑張っています。プロジェクトを進める中で、渚さんや仲良しの芸人さんたちのお話をたくさん聞かせていただく機会があり、個人的にも新鮮で学びの多い経験をさせてもらいました。
ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます!美味しいコーヒーの到着まで、今しばらくお待ちくださいませ。
プロジェクトページ
夜の坐禅会
僕がお店を始める前に住んでいた愛知県。とある曹洞宗のお寺に日曜日の朝に通って坐禅していました。かれこれもう7年前とかになりますね。起業してから全くいけていなかったのですが、日立市でご縁があり、また通いだしています。
こんな話を経営者仲間にすると関心の高い人が多いことに気がつき、住職にお願いして坐禅会を企画しました。応募したところ、ほんの数日で満席になり、満席になってからも次回ぜひ参加したいと熱烈なメッセージをくれた方もいました。マインドフルネスや瞑想、ウェルビーイングという言葉が数年前からトレンドなので、こういった心の健康に関心を寄せる人が増えてきているのでしょうね。
今回は10名ほど仲間を募り、初夏の19:00ころからスタート。だんだんと夜に近づいていく時間帯に、ゆったりと座ってみる。畳や線香の香りが、またいい感じでした。坐禅の後は希望者で食事会へ行き、これまたいい交流の機会になりました。参加者からもぜひまた企画して欲しいとリクエストをいただいたので、近いうちにまた開催したいと思います。
出張カフェ
週の中頃は出張カフェを2件。1つは茨城大学さん主催の原子力に関するフォーラム。もう1つは知り合いの会社が元請となって運営している県北BCPのキックオフ会にて。コロナ渦が明けてからデジタルとリアルのそれぞれの良さが浮き彫りになってきたなと感じます。デジタルでは距離を超えて世界中と繋がることが当たり前に。リアルでは対面で会ってコミュニケーションをしたり、偶然の出会い創出の瞬間に喜びを感じる人が増えている感じ。だからこそ、人が集まる空間をよりよいものにしようと、そこにお金をかける人も増えているのではないかなと。人が集まる空間にいい香りを漂わせるカフェがあると、人同士のコミュニケーションはより活発になりますよね。
週末は、メンバー主催のイベントへ
メンバーの神ちゃんが主催のイベントに参加。彼が描いた絵本にプロのピアニストが作曲した曲を乗せて朗読会。ドビュッシーの「月の光」の静かなイントロから始まり、神ちゃんの絵本とスイミーの朗読と続き、素晴らしい構成でした。演奏中もお子様連れのご家族がわちゃわちゃしてる感じは新しい光景。小さなお子様を持つご両親にとってこういうイベントはありがたいのでしょうね。
ちょうどロマン(我々は何のために仕事をしているのか。何を目指しているのか)とソロバン(ロマンを叶えるためのビジネスとしての持続性)を考える時間が多かったタイミング。改めて、我々が掲げるミッション(=何をしている組織なのか)である「ただいまをつくるお手伝い」とは何なのか、ズドンと胸に問われたような週末でした。
僕の尊敬する人の一人に二宮尊徳さんがいます。小学校のグラウンドに薪を背負った像が置かれていますが、そのモデルとなった人です。彼は江戸時代後期の経世家、農政家、思想家。通称は金治郎(きんじろう)で知られていますね。余談ですが、「尊徳」は正確には「たかのり」と訓読みをしまして、僕と名前が一緒なのも好きな理由の一つです。
彼の有名な言葉に、「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」という言葉があります。僕の解釈では、人間の良心を無視した経済活動は犯罪と等しい。そして、経済活動を無視した良心に基づく活動も、机上の空論で終わってしまうことがある。と捉えています。もっと簡単に言えば、世の中に対して良いことを行うなら、お金の問題から逃げてはいけない。と言い直せます。
社会が成長していく中で、環境や人権を無視した経済活動や行き過ぎた資本主義による効率化、隠蔽が問題視されています。
一方で、清い志を持って活動している団体でも、持続可能な運営のためのお金の問題を軽視しがちで、結果的に潰れてしまうことがあります。
ありがたいことに、私は資本主義的なスタートアップ領域とNPOなどのソーシャルセクター領域の両方に多くの知り合いがいます。
そのため、どちらの世界観も行き来することができます。
どちらかに偏るのではなく、両方を成り立たせるために知恵を絞って経営をしていきたいと考えています。
この点については、またしっかり言語化していこうと思います。
来週から東京出張が続きます。
出張が続くと生活リズムが崩れやすいので、気をつけて淡々と仕事を進めていきたいと思います。
読んだ本など
教えない勇気 山崎暁
とあることがあり再度じっくり読み直した本。frogsの創設者である、暁さんの初出版本。frogsの歴史から、いまの子供達をとりまく環境まで、改めて整理できる本でした。
常陸もあっというまに6期目。今年も自分にできることを積み上げていきたいと思います。
メンバーに、こういう本が好きな方がいるので渡してみようと思います。