コーヒー

努力する希望がもてる社会

「農家ごとに貧富の差が激しいんだなあ」

初めてインドネシアにある複数のコーヒー農家を訪問した時に感じたことです。

世界には約2,500万世帯のコーヒー農家がいらっしゃいます。
それぞれの産地には、僕たちと同じように暮らしや文化があり、そこでは様々な家族のストーリーが紡がれています。

自分達の栽培努力が質で評価され、Outright取引(国際取引の方法の一つ)によって所得につながる農家が増えている一方で、
自分達の手の届かない金融相場に翻弄されて、家族が引き裂かれてしまう農家さんまで。

世界の60%を占める小規模農家の内、約44%が*貧困ラインで暮らしているという*データもあるんです。

まるで、貧困ストーリーを宣伝文句にしているようで、
あまりこういうことを書きたくない性分なのですが、
たまには、海のむこう側や自分のお金の使い方を振り返る時間があってもいいなあと。

まだまだ我々ができることは小さいですが、
コツコツとレベルアップをして、
綺麗なお金の流れの一助になれるようがんばります。

秋が近づくと、よりコーヒーが美味しく感じられる季節ですね。