先日、弊社のコーヒー豆を使ってくださっているパートナー事業者さんから、相談をいただきました。
なかなかに重たい話題で、日々の店舗運営や管理業務をこなしながら考えるには、あまりにも負担が大きい内容でした。
一人では抱えきれず、私たちに相談してくださったのだと思います。
これまで、50近いお店の開業に関わり、コーヒーを通じて内部の話を伺う機会がありましたが、
本当に、カフェやレストランの経営者は忙しいものです。
気になったので、定量化してみました。
週5日営業(週休2日)、19時までのお店を営業している時の働く時間
1日あたりの働く時間内訳
開店準備 2.0
営業時間(接客・調理)8.0
仕入れ・在庫管理 1.5
スタッフ管理・教育 1.0
財務管理・会計 1.0
SNS運用、広告、イベント企画 1.5
閉店作業 1.5
その他(商談・トラブル対応) 1.5
合計労働時間 18.0
この場合、、、
週あたりの労働時間(週5日営業):90時間
月あたりの労働時間(週5日営業):360時間(※週4週で計算)
一般的な会社員の平均労働時間は、160時間/月なので、約2.25倍の労働時間
好きなことを仕事にできている幸せはあるものの、目の前の業務に時間を取られすぎるのは考えものです。
なぜなら、目の前のことにばかり集中してしまうと、未来のお店の繁栄につながりにくくなるからです。
例えば、
- 新商品を考える
- インスピレーションを得るために食べ歩きをしたり、試作品を作ったりする
- 業務の効率化のために新しい仕組みを導入する
- 未来の時間を増やすためにスタッフのトレーニングを行う
しかし、多くの事業者は忙しすぎて学ぶ時間が取れず、未来のために時間を使う余裕もありません。そんな苦しんでいる姿を見るたびに、自分の非力さを痛感しますね。
ただ、これらの課題を解消する仕組みのアイデアはあります。
今年は、それを実現するために動いていきたいと思います。