安倍晋三元総理の国葬が、9月27日に日本武道館で執り行われることが決定したそうです。
国葬・・・ あまり聞きなれない言葉ですよね。
つまり、国のお金をつかって、国に特に功労のあるかたのお葬式のこと。
その歴史は、大正15年に公布された国葬令まで遡ります。
当時は、主に天皇の勅令によって行われていたそうです。やがて、戦後には国葬令が失効され、国民葬として主に国費で国民全体の名で執り行われる形に変わっていったそうです。
国葬された人物の一覧を調べてみると、政府関係者、天皇、首相経験者が多いですね。
例えば、
- 初代内閣総理大臣を務めた伊藤博文。
- 明治天皇
- 「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」という名言で有名な、山本五十六。
- 第45代内閣総理大臣の吉田茂
インターネットや新聞に目を通すと、
今回の国葬に関しては、賛否両論が飛び交っていますね。
- 国家財政が圧迫されている中で、国費を使って葬式を行うのか。
- 国葬に値するのか基準が曖昧だ。
- いい弔問外交の機会だ。
とうとう。
弔問外交とは、
元首や政府要人などの死去に伴う葬儀(国葬を含む)において、各国の政府要人らが会葬する機会を利用して展開する外交のこと。
Twitterは、目も当てられぬほど荒れに荒れています。
恥ずかしながら、
勉強不足のため、今回の国葬が社会にとって最良な判断なのかと問われたら、
主張をするほどの自信がありません。
ただ、安倍さんがご自身で歩んでいた生きる道を、
暴力によって突如断たれてしまったことには、不備で仕方がありません。
改めて、心からご冥福をお祈りいたします。
僕も、自分のできることで社会をよりよい方向に動かせるよう精進していきます。