先日、とても素敵なバーテンダーさんとお話しする機会がありました。
バー業界では知らない人がいない、世界的に有名な一流店で修行。
現在は自分のお店を開き、業界の賞をたくさん獲得され、素晴らしいお酒のひと時を提供されております。
その方が伝えてくれた、プロ意識が印象的でした。
その方が言うには、
頑張ったから褒めてという考えは意味がなくて。頑張るのは当然。狙った成果がでて初めて賞賛に値すると。
もちろん、がんばることが悪いわけではありません。しかし、プロの言葉ではないのです。
わたしのことわかってほしい傾向が強すぎるままだと、プロにはなれませんよね。
自分のお店をもつというのは、誰もわかってくれない中でやるものがベース環境だから”自分で自分のご機嫌とれない”と難しいですよ。
いやはや、厳しくも本質的。
でも、自分が辛い時に、こんな言葉をかけられたら、
「いや、ちょっと厳しすぎ」「うるさい」って感じることが普通でしょうね。
みんなそれぞれ頑張っている。心から相手を賞賛することは大切。
ただ、過剰な賞賛は、相手のためにならない時があるのかもしれませんね。
僕もまずは、大好きなウイスキーを買ってきて、自分をご機嫌にする準備を始めてみたいと思います。
