8月4日から8月10日まで夏季休業をいただきました。
ご協力いただいた関係者の方々、本当にありがとうございました。
おかげさまで、メンバーそれぞれが英気を養うことができたと思います。
今日のメンバーの表情やお土産をみんなに配る様子をみていて、そのことを強く感じました。
店舗ビジネスは、
一般のお客様を相手にしている分、どうしてもまとまった期間で休みをとることが難しい仕事です。
お店を運営されている読者の方なら、特に共感いただけるのではないでしょうか。
株式会社ただいまでは、
創業の時から、夏と年末に1週間ほどお休みをいただくことを続けています。
正直なところ、この取り組みは理解されないこともあります。
「稼ぎどきに休むなんて、もったいない」というわけですね。
まあ、一般的な商いの感覚では、ごもっともな意見です。
経済合理性だけで考えたら、確かによくない選択だと思います。
それでも、この取り組みを続けているのは、
ただいまが大切にしている、「楽しむ」という行動指針が理由です。
株式会社ただいまでは、全メンバーが守って欲しい行動を4つ定めています。
HRの領域では、「Value」や「行動指針」と呼ばれているものですね。
我々は、「行動のものさし」という言葉がしっくりくるのでこの言葉を使っています。
4つあるうちの一つが、「楽しむ」。
つまり、
仕事も人生も情熱をもって主体的に行動し、創造する。
このように定義しています。
わたしたちが言う「楽しむ」は、仕事の中で笑顔になることだけではありません。
人生の時間は仕事以外にもたくさんの大切な要素でできています。
家族との時間、趣味、健康、学び。
それらも大切にすることが、結果的に仕事にも良い影響をもたらし、人生全体を豊かにします。
だからこそ、
他人がつくった基準に従うだけではなく、自分の価値観に沿って判断し、その感覚を磨いていくことを大切にしています。
必要に応じて新しい仕組みを考え、提案し、自らの関わる領域を広げていく。
そうして主体的に人生を楽しむためには、仕事によってそれら大切なことを犠牲にしないことが前提になります。
仕事によって大切なことを犠牲にしてしまうのではなく。
プライベートのために、仕事をいやいや「こなす」感覚でもなく。
自分の知恵を使い、能力を高めて、時間にメリハリをつけて、個人の生活、家族、仕事を全て大切にすることを目指しています。
日々の休日や有給取得による時間の使い方も大切ですが、
1週間くらいまとまった時間だからこそできることも大いにあります。
また、1週間くらい日常生活のリズムから頭も体も離れることで、
より新鮮な気持ちで休みあけの仕事を楽しめる可能性も高まります。
今年の夏季休業では、僕もメンバー同様、普段できない時間を過ごし方をし、リフレッシュすることができました。
大切な人に会ったり、見たかった本や映画をみたり。
考えたかった未来のことに想いを馳せてみたり。
自分の会社以外の組織にも属しているので、完全にデジタルオフをするわけではないのですが、それでも、脳みそが違うモードになって穏やかに過ごせた1週間でした。
7月から2Qが始まっています。2Qが終了するまで、残り約90日。
年間計画に定めた目標でうまくいっているものもあれば、修正が必要なもの。進捗が遅くなっているものもあります。
それでも時間は有限なので、しっかり時間の使い方を見極めながら成果にこだわり仕事をしていきたいと思います。
モリモリがんばります。