読書録

週次レビュー(2025年10月5日)#セミナーオリエン#社内の会食#週末はfrogs#「原因論」と「目的論」

10月スタート。

出来事と雑感

セミナーオリエン

セミナーをご依頼いただいた3組のお客様に、最初のヒアリングを行いました。
こちらから提供できるメニューは用意していますが、お客様ごとに“ゴールのイメージ”が異なることが多く、
中にはまだ言語化しきれていないケースもあります。

そのため、ヒアリングでは課題の深掘りや、セミナーの目的・ゴールイメージを明確にすることに時間をかけています。
それに合わせて、これまで使用していた会社紹介・実績紹介の資料もアップデートしました。

社内の会食

11月に産休に入るメンバーがいるため、参加できるメンバーで会食を開きました。
その場では、ほかのメンバーからの重大な発表もあり、終始にぎやかな時間に。

そんな中でも、僕の気持ちはずっと穏やかで、なんだかとても幸せでした。
いい仲間と、いい仕事をして、美味しいご飯を食べる。
そして、メンバーのライフイベントを一緒に喜び合える。

とてもシンプルだけど、こんな時間を続けていきたいなと。
また明日からも仕事を頑張ろうと思える、そんな時間でした。

ちなみに、会場はいつもお世話になっているパートナーさんのお店。
今回もとても丁寧に対応してくださり、とてもありがたいです。

坐禅会

今週は朝と夜で2回開催しました。
気がつけばグループも40名弱になりました。
住職から嬉しい提案もいただいたので、また違うステップに進みそうです。

週末はfrogs

中間報告会にあたるPitch Review Dayでした。

Pitch Review Dayとは…

7月にプログラムがスタートし、事前研修~6日間の東京合宿~グローバル研修を通じて、自分と、社会と向き合ってきたfrogs生たち。
外の広さを知ったり、壁にぶち当たったり、新たな自分の可能性に気づいたりと、みんな前に進んでいます。茨城frogs7期生が今感じていることを、
ぜひ一緒に体感してください!!frogs生たちが、プログラム開始から現在までの変化や気づき、サービス進捗を発表する中間報告会です。
企画/運営/当日の進行すべてをfrogs生が行います。今年も、昨年水戸市にオープンしたデジタルスタジオ「studio46」にて開催します!

過去最高の参加人数で、広報されていた方に拍手を送りたいですね。ほんと素晴らしいです。僕はSNSで少し発信するくらいで全然手伝えず。
やっぱり参加人数が多いと、選抜生も気合が入りますよね。

最終選考会ぶりに、選抜生たちと直接会いました。
久しぶりに見るみんなの様子は、本当に興味深いですね。

  • 少しトーンダウンしている人もいれば、
  • 自信がついて顔つきがすっかり変わった人、
  • いきなり泣き出す人、
  • そして心から楽しんで取り組んでいる人もいて、

それぞれの歩みが表情に表れていました。

ここからLEAPDAYまでは、あっという間に時間が過ぎていきます。
だからこそ、最後までやりきって、
自分たちにしか見えない“最高の景色”を味わってほしいなと思います。

卒業生や、これまでずっと応援してくれている方々も会場に来てくれて、
その再会もまた、とても嬉しい時間でした。

「原因論」と「目的論」

ここ最近、似たような悩みで身動きが取れなくなっている人に会う機会が多く、
久しぶりにアドラー心理学の本を開きました。

改めて読んでみて、やっぱり素敵だなと思うのが「原因論」と「目的論」という考え方です。

■ 原因論

「過去の出来事が、現在の自分を決めている」という考え方です。

例えば、
• 親に厳しく育てられたから、他人の評価ばかり気になってしまう
• いじめられた経験があるから、人付き合いが苦手

このように、原因(過去)が行動の理由になる立場です。
つまり「こうなったのは○○のせい」と、過去に自分の現在を委ねてしまう。
結果、人は“変われない存在”になってしまいます。

■ 目的論

一方で「人は、目的(未来)に向かって行動している」というのが目的論。

例えば、
• 人付き合いを避けているのは、傷つきたくないから
• 挑戦しないのは、失敗して自信を失いたくないから

行動にはすべて“目的”がある、という見方です。
過去の出来事は“原因”ではなく、“今の目的を合理化する理由”にすぎません。

つまり、目的を変えれば、人はいつでも変われる。

「人は過去の出来事によって動かされるのではない。
自らが選んだ“目的”によって動いている。」

アドラーは「どうしてこうなったのか?」ではなく、
「これからどうしたいのか?」を問う心理学なのです。

素敵な考えだなと。

これは、僕自身の実体験でもあります。

大学までの僕は人付き合いが苦手で、
表面的にはクラスに溶け込んでいても、深い関係を築くことができませんでした。
本当は議論したい場面でも、どこか冷めた中立的な立場を取ってしまう。
その原因を、家庭環境や中学時代の出来事のせいにしていたんですよね。

でも大学時代、「変わりたい」と思い、
小さな勇気を出して自分の感情を表に出す訓練を始めました。
そんなとき、ある韓国人の友人と出会い、
「自分の感情を素直に表現して生きる姿」がとても美しく見えた。
「あんな生き方をしたい」と強く思ったのを覚えています。

最初はものすごく勇気が必要でした。
でも、少しずつ勇気がいらなくなり、自然と“自分がかっこいいと思える行動”を取れるようになっていきました。すると、人とより深い関係を築けるようになり、幸せを感じる瞬間も増えていったんです。

過去の出来事を否定するつもりはありません。
それらは間違いなく、その人の人生を形づくる大切な宝物です。

ただ、

それを理由に“理想の行動”を取れないのは違うと思うんです。
理想があるなら、いまこの瞬間から勇気を出して努力すればいい。
努力の仕方がわからなければ、人を頼ればいい。

「かっこいい」「美しい」と感じる生き方や信念は、人それぞれです。
いつもエネルギッシュでいることに美学を感じる人もいれば、
穏やかに生きることに美学を感じる人もいます。

それにむかって心持ちを変え、使う言葉を変え、行動を変えていけばいい。

そんなことを考えていたら、
自分の理想とする“たたずまい”が少し見えてきました。

僕の場合は人ではなかったのですがね(笑)

長くなりました。

10月はいろいろ環境が変わる月です。集中して挑みたいと思います。

もうすっかり秋ですよね。

読んだ本など

再読:嫌われる勇気 アドラー心理学

上記の通り。