仕事をしていると、ふと「これ、正直めんどくさいな…」と感じる瞬間があります。
その感覚、とても大切だと思っています。
なぜなら、
「めんどくさい」と感じるところにこそ、業務のムダや非効率、仕組みの歪みが潜んでいるからです。
つまり、改善のヒントが詰まっている原石のようなもの。
だからこそ、チーム全員が「めんどくさい」と感じた瞬間に気づき、
その違和感を仕組みづくりを担う側に伝えられること。
それが、健全な組織の第一歩だと思っています。
でも現実には、
・「こんなこと言ったら文句っぽいかな」
・「忙しそうにしているから、伝えるのをやめておこう」
・「自分だけがそう感じているかも」
と言えずに飲み込んでしまうことが多いのが現実ですよね。
だからこそ大切なのは、
「伝えていい」「言ったら喜ばれる」という文化をつくること。
そしてその文化づくりは、長期戦です。
メンバーが声を上げたときに、仕組みをつくる側の人間が、
防衛的にならずに、素直に受け止め、感謝し、改善に向けて判断する姿勢を持てるかどうか。
一回の指摘に対して、
感謝の気持ちをもって、受け止めて、優先順位をつけて、改善にむけて考えること。
すぐに変えられなくても、説明をしたり、代案を出したりすること。
小さなやりとりを、愚直に積み重ねることが文化をつくる道だと思っています。
これからも意識して仕事をしていきたいですね。