今朝目にしたThe New York Timesの記事内で、アメリカの若い女性がリベラル派に流れていると書かれていました。
2001年、女性は男性よりもリベラルである傾向が強かったものの、その差はわずかでした。
ブッシュ政権からオバマ政権まで、その傾向はほとんど変わらなかったようです。
しかし、
2016年から2024年の8年間で、18歳から29歳の若い女性が以前よりかなりリベラルな立場を取るようになってきています。
現在では、若い女性の約40%が自らをリベラルと認識しており、保守派と答える人はわずか19%に留まっているということです。
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話が少し逸れますが、
リベラルというのは基本的に「自由」を重視する立場のことを指しますよね。
歴史的には、政府の権限を制限し、個人の自由や市場経済の自由を守るという考え方で使われてきました。
しかし現代では、社会的公正や福祉国家の構築を支持する立場としても広く理解されています。
例えば、アメリカでは第44代大統領のバラク・オバマがリベラルの代表的な存在です。
コンサバティブ(保守主義)の「小さな政府」ではなく、
政府が積極的に社会に関与し、社会的公正を改善することを求める若者世代が増えてきているのです。
この傾向は日本でも見られるように感じます。
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話は変わりますが、
昨日、友人(先輩なので「友人」と言ったら怒られそうですが)である国会議員の国政報告会(約1000人規模)に、応援スピーチをさせていただきました。5分という短い時間でしたが、自分の思いを等身大で伝えられたと思います。
こうした場で名前が出ると、「和田は〇〇派なんだね!」と言われ、時にはネガティブな反応をする人も出てくるかもしれません。
でも、自分に対して他人がどう感じるかはコントロールできませんし、僕は全然気にしていません。
日本では、どの政党を支持しているか表明しにくい雰囲気があるな、と感じます。
日本人が政治の話を避ける理由はさまざまだと思いますが、政治によって法律が変わることは実際にあります。
だからこそ、もっと若い世代が自分の意見を持ち、推す政党を堂々と表明できるような雰囲気ができればいいな、と強く感じています。