今日は、東京稲敷市のとある小学校へ出張授業にいってきました。
今回担当させていただいたのは、まだ開校数年の新しい小学校で、
学生の非認知能力を高める為に、3年前から6年生がクラウドファンディングに取り組んでます。
この取り組みの背景には、東京都が取り組んでいる早期起業家教育という教育方針があります。
小中学生の「生きる力」を育成する教育手法です。
当事業では、変化や失敗から学べる、目標に向かって進む力、最後まで諦めない力、自分の力でやり切る力など、
点数だけでは測ることができない非認知能力の育成を目指します。
早期起業家教育はアクティブラーニングや探求教育としても非常に有効です。東京都起業家教育より引用
確かに、先生方の必要最低限のサポートのみで
正解のないクラウドファンディングにとりくむことによって、
学生たちは人間的な気づきを獲得していくでしょうね。
そして、広報や商品企画などの担当チームに分かれてのチーム作業も学び多き時間になるでしょうね。
ううん。若い時にこういう機会を得られるのが羨ましいですね。
複数回クラウドファンディングを経験してきた立場として、
クラウドファンディングの成功確率を高める3つのポイントに絞って話をさせていただきました。
みなさんだったら、小学生にどんな内容で話すでしょうか。
僕はこの3つについて話しました。
①応援される人(チーム)になること
大切なお金を預けてもらって応援される人ってどんな行動をしているのかを学生に質問しながら進めました
②TTP(徹底的にパクる)
学校のテストはカンニングが基本NGだけど、クラファンは成功事例や失敗事例を調べることがとても大切。(答えを求めがちな学校教育へのアンチテーゼ)
③返礼品は愛を込めた贈り物
ただ商品を作るのではなく、マーケティング的な思考で誰を喜ばせたいのか。誰向けの商品なのかを考えてもらう癖づけ。
学生からの質問や感想も止まらず、
終了後にはそばによって個人的な質問もされたので、
なかなか上出来だったのかな。
たまにはよくやったと自分を褒めてあげたいと思います。
都庁の人とも話しましたが、
これから益々探求学習やPBLの授業設計は求められていくのでしょうね。
すぐに成果が現れない分野ですが、
まだ何も成していない自分にご依頼をいただく限り、
自分にできることをコツコツ積み上げていきたいと思います。。
そして10年後。ご縁をいただいた学生と仕事で出会えたら最高ですね。
まだまだ成果にこだわって精進します。