読書録

整理整頓(2022年9月25日)

出来事と雑感

ETIC本科メンタリングの本格的にスタートしました。
本科生は8名いまして、各40分メンターからメンタリングの時間をいただきました。
最初に事業のプレゼンをして、残り時間でフィードバックをいただきます。
4名のメンターの時間を独り占めできる、なんとも贅沢な時間です。
本当にありがたい。。

終始、僕が問われたのは「どんな規模を目指すのか」ということでした。

事業を通して、社会の何が、いつまでにどの程度変化すれば、理想の状態といえるか?

自分の半径100メートルに貢献したいのか。
はたまた、半径1000キロメートルまで貢献したいのか。
どのくらいをイメージしているのか。

これによって、とるべき手段が変わってきます。

登山に例えてみると、

富士山登頂を目指すのか。
エベレスト登頂を目指すのか。

どちらを目指すかによって、用意する準備も、行うトレーニングも変わってくる。

メンタリングを通して、去年から決めきれない自分がいたことに気がつきました。
内省してみると、あることに対して勇気が持てないことに気がつき、早速それを解消するための時間をとりました。
おかげさまで、心は決まりましたので、あと、山の解像度を上げて、山の登り方を論理的に考えていきます。

木曜日は東京へ。
新宿髙島屋で開催している、美味コレクション行ってきました。
お目当ては、Dari Kさんのブース。
定番のチョコレートに加えて、今回はイートインスペースにてアグロフォレストリーをイメージしたスイーツプレートの提供をしております。
まるで、カカオのコース料理みたいで、なんとも贅沢な時間でした。
昨年からお取引を開始しており、そのつながりもあってコーヒーを使用していただいております。
もっとレベルアップして、お役にたてるようがんばりたい。

週末は、メンバーとミーティング。
会社の長期的なイメージ(営業戦略や組織戦略)について、対話をしました。
伝えていたつもりになっていた部分が露呈し、リーダーとして猛省しました。
伝わるように伝えるとは、職業人として当たり前にできないといけないことですが、
自分には、ついつい相手の判断に委ねすぎてしまう癖があるようです。
伝わるためには、伝える内容(相手の世界観にあわせた言葉を使う)と伝える頻度が大切だと思います。
来週から、意識して仕事をしていきます。

来週から、いよいよ10月に突入。
今年も残り3ヶ月ですね。

ゴリゴリと積みあげていきます。

読んだ本など

その商品は人を幸せにするか ソーシャルプロダクツのすべて

ここ最近、フェアトレード、トレーサビリティを中心にインプットしていており手に取った本。スターバックス、森永、アパレル業界など、多くの事例をもとに、ソーシャルな商品、社会的に価値がある商品とはどういうものなのかを考察した内容。
SDGsがここまで声高に叫ばれるようになった世の中において、
ものめずらしい内容ではありませんが、(2016年発行なので致し方ない。)「うんうん。」と首をたてにふれる納得できる内容でした。

我々はメインの商材が珈琲であり、原料の大元が海外にあるため、必然的に国外に意識が飛びます。口に入るものですので、味がおいしいものはもちろん担保しつつ、日本での消費が、だれのためになっているのか。
それを分かりやすく、かつ明確にお伝えしていくミッションも担ってます。
お買い物は、どんな世界にしたいかの投票であると思うので、
お客様から投票いただけるよう、いい世界につながる仕事をしていきたいと思います。

新100のきほん 松浦弥太郎のベーシックノート 松浦弥太郎

ファンである松浦弥太郎さんの本。松浦さんが大切にされている、生き方や仕事の考え方をエッセイのように書き連ねています。

いくつか抜粋。

  • すべては自分の責任と思うこと。他人を責めない。
  • 優しい人にはならない。冷たい人にはならない。
  • お客様に決して馴れ馴れしくしない。
  • 「ありがとうございました」に一言、必ず言葉を添える。
  • 自己責任、自己開示、自己点検。

内容は、至ってシンプルで、「あたりまえじゃん!」とわかった気になりますが、悲しいかな自分が本当にいつもできているとは限らない。自分の襟を正してくれる内容です。
そして、いつもながら、優しくて、それでいて優しい文章を書かれるなあと一気に読んでしまいました。こういうふうに読みやすい文章がかけたら、社内のカルチャーブックも、本みたいに作くりたいなあと。