週次レビュー(2026年10月11日)#採用活動#お取引先へのコーヒーを通した貢献#ただいま集会キックオフ#学生との議論
出来事と雑感
採用活動しています
このたび、株式会社ただいまでは、COFFEE STAND GENKANで一緒に働く新しいメンバーを募集します。
私たちの想いや、GENKANでの仕事、募集内容について、採用ページにまとめました。
少しでも興味を持っていただけたら、ぜひご覧ください。
応募締切:10月17日(土)
詳細はこちらをご覧ください
ご応募をお待ちしております。
お取引先へのコーヒーを通した貢献
とあるお取引さまの事例で嬉しかったので紹介します。
今回、弊社とのお取引をきっかけに、コーヒーの品質を見直すとともに、無料で提供していたランチドリンクを一律200円で提供することに。
そして、夏からドリンクの売上を集計していただいたところ、
提供杯数も減少せず、月の売上増につながっていることが分かりました。
これまでは無料で提供していたため、
ドリンクを提供するたびに仕入れ原価だけが発生していました。
今回の変更によって売上が生まれ、粗利も改善しています。
実際の利益改善額は、
提供杯数や原価の変化も踏まえて確認する必要がありますが、収益構造が良くなったことは大きな成果でした。。
やはり、取り組んだことが数字として表れると、お互いに嬉しいものですね。
無料で提供していたものを有料にするのは、簡単な判断ではなかったと思います。
ただ、商品にきちんと価値があれば、
それに見合った価格で提供することは、お客様にとっても、お店にとっても大切なことだと考えています。
いわゆる、飲食店さんへのコーヒー豆の卸を行っています。
ただ、コーヒー豆を納品することだけが、自分たちの仕事だとは考えていません。
これは、創業時から変わらずです。
今回のように、コーヒーの品質向上を入口として、売上や粗利の改善につなげていく。
世の中には、まだまだお手伝いできる飲食店さんがたくさんあるはずです。
おいしいコーヒーを届けるだけでなく、その先にあるお店の経営や、お客様の体験まで一緒に考えていく。
そんなパートナーシップを、これからもっと増やしていきたいですね。
第3回ただいま集会キックオフmtg
今週は、集まれるメンバーがが集まり、
第3回ただいま集会のキックオフ会議を実施しました。
アジェンダは以下の通り
- なぜ今年も「ただいま集会」をやるのかを揃える
- コミットメントポリシー(みんなで大切にしたい3つのスタンス)
- 2回開催を踏まえて、第3回でつくりたい体験の全体像を共有する
- 実施スケジュール、運営体制、次回までの最初のアクションを明確にする
今回は、僕も準備にたくさん関わりたいので、自分の思いをもっと明確に伝えてみました。
その一つが、
会社のバリューに紐づいた、みんなで大切にしたい3つのスタンスの言語化です。
1.自分で決める(行動のものさし:楽しむ)
責任をたくさん背負う人が偉いわけではありません。
自分の状況と、全体の状況を見ながら、自分がどう仕事を進めるのか。自分で決め、意思表示をして、全体に貢献すること。
2.未知を楽しむ(行動のものさし:貢献する)
できれば一つ、やったことがないことに挑戦する。仕事を通じて、「自分にはこんなこともできるかもしれない、好きかもしれない」という、
中長期で働く自分をイメージして、自分の才能の種を探してほしい。怖いところにこそ、真理があるかと。
3.批判より、提案する(行動のものさし:貢献する)
「どうしますか?」ではなく、「これがいいと思います。どうですかね?」から始める。
問題を指摘して終わるのではなく、「こうしたらもっと良くなる」まで考える。YES ANDで、企画を前に進めていきたい。
きっと、準備の段階で色々起きるとは思います。大半は、あたしがボトルネックになってしまうのですが・・
いろんな感情を楽しみながら、
成功させてお客様にご満足いただける時間にしていきたいと決意を固める時間となりました。
学生との議論
周りからの評価が耳に入り、感情が乱される、モヤっときている。
これの考え方について議論した時間がありました。
ありますよね。こういう瞬間。あまり具体的に書けないのですが
あたしからは学生にこんなことを伝えてみました。
他人の解釈はコントロールできない。その人は、悪気もないと思う。
ただ、自分の言葉と行動で、そう周りから解釈された事実は受容すること。
ネガティブに働く自分の感情も否定しないこと。受け止めること。
そのうえで、自分がどう解釈し、どう振る舞うかは自分で選べる。
人は誰しも、自分の経験や価値観というフィルターを通して、物事を解釈している。
全員が一次情報を確かめているわけではない。
誰かから聞いた話を、そのまま受け取ることもある。
思い込みや勘違いだって、なくなることない。
もちろん、自分自身も例外ではない。評価判断の保留を訓練することはできるけど、皆無にすることはできない。
だからこそ、
他人の解釈をすべて正そうとするのではなく、
違いがあることを前提に、対話しながら生きていくのがいいのよね、と。
そんな話をしました。
こういう正解がないようなトピックを議論する時間がすきなんですよね。
ちなみに、今回の議論で自分が伝えた考え方について、AIに質問してみました。
「この考え方は、古典哲学や思想の中では、どのような立場に近いのだろう?」
すると、AIから返ってきたのは、ストア主義、仏教、禅。という回答でした。
・自分でコントロールできることと、できないことを分けて考えるストア主義。
・感情や執着との向き合い方を考える仏教。
・起きていることをありのままに受け止めようとする、禅的な考え方。
もちろん、それぞれの思想はもっと奥深く、単純に同じものとして扱えるわけではありません。
それでも、AIが挙げたのは、どれも自分が日頃から好んで触れている哲学や思想でした。
自分では、その場で自然に考えて伝えたつもりだったのですが、
改めて分析してみると、普段から大切にしている思想が、ずいぶん自分の考え方に染み込んでいるんだなと。
読んだ本・映画など
なんだか、今週見た映画は、自分の経営理念に通じる作品たちでした。
西川美和(脚本・監督)|映画 すばらしき世界
原案は、佐木隆三著の「身分帳」(講談社文庫刊)
この小説に登場する主人公のモデルは、前科10犯、服役期間の合計が24年に及んだ田村明義という人物。
映画では、役所こうじさんが、素晴らしい九州弁で演じられています。
暴力団、犯罪、殺人。
もちろん、罪は許されるべきではない。命を落とした被害者がいることも忘れてはならない。
ただ、一度人生のレールから踏み外した烙印がおされた人間にとって、現代社会で生きていくにはあまりにも酷すぎる。
それでも、
主人公は、少しずつ人からの愛を受け取り、不器用ながらも、過去の自分と闘い、自分の人生を取り戻していく姿が描れています。
映画を見て、自分が話を聞いてきた人たちを思い出しました。
・沖縄の島で出会った元ヤクザ。
・少年院に入っている10代の青年。
・少年院から出る青年を雇用している会社の代表。
・少年院と刑務所の両方で教務官を行ったひと。
・警察
・いわゆるゴミ屋敷で暮らす家族。
刑務教官からの話では、少年院と刑務所はまるで雰囲気が違う。
刑務所には、モンスターみたいな受刑者も存在するとも。
もちろん、すべてを理解できたわけではありません。
それでも、当事者や近い関係者から話を聞く中で感じたのは、
人にはそれぞれ、そこに至るまでの事情や背景があるということ。
世間的にみたら、決して望ましいと言えない居場所や所属であっても、
その人にとっては、自分の存在価値を見出せる唯一の居場所だったりする。
人は、誰から必要とされたいし、自分の帰れる場所が欲しい。
これは、どんな境遇の人にも共通する願いなのだと考えています。
もちろん、言葉では綺麗事ごとを並べられるますが、
せめて自分に関わる人ならば、一度絶望しても、また前を向いて生きていこうと思って欲しいですね。
少しでも人に感謝してみよう。
隣の人にやさしくしてみよう。
そんな人が溢れる世の中になったらいいなと願います。
イ・ジョンピル(監督)|映画 脱走
北朝鮮から韓国への脱走を試みる主人公を描いた、韓国映画「脱走」。
舞台は、軍事境界線を警備する北朝鮮の部隊。
まもなく兵役を終える軍曹ギュナムは、自由を求めて韓国への脱走を計画します。
生まれた国も、育つ環境も、自分では選べない。
そして、その環境によって、人生の選択肢や、自分の時間の使い方まで決められてしまうことがあると思います。
仮に、生まれた環境によって自分の時間の使い方が決まっていることを「運命」と定義するならば。
人には、いくつかの生き方があるのかもしれません。
・自分の運命に心から満足し、それを全うする人。
・心から満足しているわけではないけれど、自分の運命を受け入れ、それを全うしようとする人。
・自分の運命に抗い、自分の時間の使い方を、自分自身で選ぼうとする人。
どの生き方にも、それぞれの事情や感情があります。
与えられた環境の中で生きていくことも、そこから抜け出そうとすることも、決して簡単ではありません。
そんな人間の葛藤や感情が、美しく描かれた作品でした。
自分の時間を何に使うのか。
どこへ行き、誰と会い、何を学び、どんな人生を歩むのか。
普段は意識することも少ないですが、自分の人生を、自分で選べること。
そのありがたさを改めて感じるとともに、日本に生まれ落ちた自分の運命に、感謝したくなる映画でした。

