小学校5年生と保護者のみなさん、

約120名を対象に、親子で学ぶ「お金の授業」をやらせていただきました。

テーマ

今回のテーマは、

「お金の知識」ではなく、「家族でお金について話すきっかけをつくること」。

もともとは、保護者の方から、

・親子でお金について学ぶ時間をつくりたい
・周りの家庭がどうしているか聞いてみたい保護者が多い。でも、お金のことだから聞きづらい・・

そんなご相談をいただいたことが始まりでした。

これまで、いろんな授業をやらせていただきましたが、
いやはや、今回はなかなかハードモードでしたね(笑)。

まずは、世の中の「お金の授業」を調べる

授業をつくる前に、まずは世の中にあるお金の授業をリサーチしました。

小学生向け。
中学生向け。
高校生向け。
NPOなどが開催しているお金の授業。

加えて、先生や、実際に小学生の子育てをしている方々にもヒアリングしました。

そこでわかったのが、

家庭によって、本当にバラバラだったこと。

・おこづかいの金額。
・都度なのか、月毎なのか。
・お手伝いと結びつけるのか。
・貯金をどう考えるのか。
・投資について、どこまで話すのか。

いろんな考え方がありました。

であれば、

「うちではどうする?」を家族で話す時間をつくる。

ここに、親子で学ぶ意味があるのではないかと。

そもそも、正しいお金の使い方なんて、あたしには到底教えられませんしね。。笑

1億円からスタート

小学5年生にいきなり、

「家族のお金について対話しましょう!」

では、なかなか難しい。

なので、まずはお金に興味を持ってもらうところから。

税務署さんにもご協力いただき、1億円のサンプルを見るところからスタートしました。

これは、やっぱり盛り上がりますね(笑)。

まず、

「お金ってなんだろう?」

と興味を持ってもらう。

その上で、少しずつ自分たちの生活に近づけていきました。

人生ゲームならぬ「おこづかいクエスト」

その後は、「おこづかいクエスト」というゲームへ。

ランダムに分けられた5種類のミッションを、人生ゲームのように進めていきます。

限られたお金の中で、

使うのか。
残すのか。
未来のために取っておくのか。

与えられたミッションを達成するために、自分で考えて、自分で決める。

できごとを一部紹介します。

ここで伝えたかったのは、

お金は、貯めれば正解というわけではない。

ということ。

大切なのは、「自分は何をしたいのか」を考え、その未来のためにお金を管理することです。

友達と遊ぶためにお金を使うのもいいし、
欲しいものがあるなら、短期的に我慢して貯金をするもいいし。

後半は「家族の困りごとインタビュー」

今度は、「家族の困りごとインタビューゲーム」をやりました。

子どもたちから保護者へ、

・困っていることは?大変なことは?
・自分に任せられたら嬉しいことは?
・任せられたら、どんな気持ちになる?

そんな問いを投げてもらいました。

そこから、自分にできることを棚卸しして、親子で「これからやってみること」を話し合っていただきました。

ここで伝えたかったのは、

自分にできることが増えれば、誰かを助けられる範囲も広がっていく。

ということ。

もちろん、好奇心も、得意なことも、人それぞれ。

みんな同じでなくていい。

それぞれ違うからこそ、違うやり方で誰かの役に立てることもあるのだと思います。

自分が成長する意義みたいなことを伝えたつもりでしたが、どこまで伝わったかはどうだろう。。

お金の授業ですが、未来の話になった

まとめると

  • 1億円で関心を集め、
  • おこづかいゲームで管理して、
  • 家族にインタビューをして、
  • 自分にできることを考え、最後は未来の話をする。

なかなか忙しい授業でした(笑)。

今回の授業をきっかけに、

「うちのおこづかい、これからどうする?」

「ルールをつくってみようか?」

「何かやってみたいことある?」

などなど。

そんな会話が、それぞれの家庭で一つでも増えていたら嬉しいですね。

お金について学ぶことは、

自分の未来を、自分で考えて選ぶ練習。

そして、親子で学ぶ意味は、

その未来について、家族で話してみること。

そんな感じでしょうか。

無茶振りは鍛えられますね。自分にとってもお金を考えるよい機会になりました。

また一つ、教材ができましたので、興味のある方はお声がけください。

今回ご一緒いただいた皆さま、ありがとうございました。

学校や部活動向けに、キャリア教育や自己理解、仕事・進路をテーマにした授業やワークショップを実施しています。一方的に話を聞く講演ではなく、生徒自身が考え、対話し、最後に小さな行動へつなげる時間を大切にしています。

学年や人数、学校側の目的に合わせて内容を設計していますので、「こんな授業はできる?」という段階からでもご相談ください。

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